人生は何が起こるかわからないため、できるだけ貯金をしておく必要がある。もしお金に困り、貯金がなくてカードローンで借りれば、元金に利息を含めた金額を返済する必要があるため、結局余分な出費につながってしまう。借金に依存した生活を続けていると、利息の支払いに追われてさらに生活が逼迫するという悪循環になるため、借金生活をしないという意味でも貯金は大切だ。
効率よく貯金をするためには、仕事において自分を安売りしないことがポイントだ。そのためには自分のスキルを思う存分に発揮できる職場を探すことが重要だ。年収が少なければ少ないほど、お金は貯まりにくくなる。
しかし一方で、年収がどんなに高くてもそれ以上にお金を使っていれば貯金はできない。周囲の人よりも貯金がずっと多いという人は、家計簿をつける、収支のバランスを最適化している、などの対策をしていることが多い。毎月いくらお金を使っているのか聞かれて、即答できない人は要注意である。
貯金できる人になるためには、複数の口座を使い分けるのも手である。貯蓄専用の口座を用意しておき、そのお金には手をつけないように意識するのだ。ひとつの口座でやりくりしていると、収支のバランスを把握しにくくなる。例えば、残高が30万円あったとしても、月末に各種支払いで残高がゼロになるのであれば、実質的に貯金はないのと同じだ。給与振込用と貯蓄用の2つの口座を用意しておけば、お金の使い方が見える化し、ムダ遣いを防げるのである。